フォトストレージ VS ミニノートパソコン 画像の保存に最適なアイテムを選ぶ
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2007年暮れ、アスーステックからEee PCが発売され、以降ミニノートPCが話題です。呼び方としてはネットブック、UMPCとかこれと言った正確な呼び方が無いようです(以下ミニノートPC)。
これらミニノートPCの特徴は安価でありながら、パソコンとしてフル機能を使用でき、なお且つ6万円程度と安価で重量も1Kgと比較的持ち運びがしやすいことです。
一方デジカメ画像の、一時的な保存方法として定着してきたフォトストレージも着実に進化をとげてきました。08/08/26にフォトストレージの代表格であるEPSON PHOTO FINE PLAYER が新ラインナップを発売、08/09/05にデルからDell Inspiron mini 9
が発売されたので、少々強引ではありますが、フォトストレージとしてどちらが機能的かを比較してみることにしました。
さて比較する点ですが、一番気になる点は、大きさ重さ、ハードディスク容量、駆動時間、購入価格の4点ではないでしょうか?この点を中心に検討していきたいと思います。
大きさ重さ 携帯性
この点に関しては、常にもって歩くならフォトストレージの圧勝です。高機能なエプソンのP-7000でも重さはバッテリー込みで433g。HD容量250Gbを誇るアクセスのVP8360-B/250はさらに携帯性を重視してわずか236gです。他機種も平均して350g~370gです。大きさは長辺で130mm~150mm程度ですから一眼レフ用レンズ1本分程度です。常にカメラバックに入れておいても気になる重さではないでしょう。
対するミニノートPCは機種や仕様によりますが、おおむね1Kg~1.25Kg程度です。モバイル性を重視したFMV-BIBLO LOOX U/B50
やVAIO type U
ならば、500g台ですからフォトストレージより一回り大きいだけですが、値段的に12~13万円程度になるため、今回の比較からは除外しました。
最近は高機能なカメラバッグならば、ノートパソコンを収納するスペースもあるタイプもありますが、出先で頻繁にファイル保存をするならフォトストレージがおすすめです。車や旅先のホテルなどに気軽に持ち出せる意味でのモバイルパソコンであればミニノートPCは非常に便利なツールとなってくれるでしょう。
ハードディスク容量
ハードディスク容量は大きくても重さにはほとんど影響しませんが、値段には大きく影響します。特にフォトストレージは機能は同じでもハードディスク容量で大きな差が出ます。エプソンのP-7000とP-6000は機能は同じですが、ハードディスク容量は160Gbと80Gbと2倍の差があります。価格差は約15.000円~です。他の機種に関しても金額の多少はあっても同様です。
ミニノートPCについては仕様によって大きく違います。特徴的な機種はASUSTek Eee PCと Dell Inspiron mini 9
でそれぞれ保存容量は12Gb、16Gbの容量しかありません。これは、ソリッド・ステート・ドライブ(SSD)を使用している為で、耐久性、衝撃に強くパソコンの起動も早いかわりに容量が少なめです。今回のフォトストレージとして使用するミニノートPCという用途には向きませんが、ネットブックと呼ばれる、ミニノートPCの代表格だけにまずは、あげておきました。
さらに付け加えるなら光学ドライブを内蔵する
HP 2133 Mini-Note PC(ハイパフォーマンスモデル)は価格は高めで約8万円、重量もそれなりの重さとなりますが、スーパーマルチドライブや高容量160GBのドライブなどメリットも多いモデルですので、選択しても損のないモデルとなっています。長期の撮影旅行などで旅行中DVD等に別途保存を考えている場合はこちらを選択したほうが良いかもしれません。
他の機種に関しては60Gb~160Gbと機種によって違いがありますが、注文時に容量を変更できる機種もありますし、購入後、変更する事も可能な機種もありますのでご自分の用途に合わせてお選びください。
JPEGでの撮影がメインであれば、比較的容量が少ないタイプでも問題ないでしょうが、JPEG+RAWでの撮影ではEOS-1Ds等では約30Mbにもなりますから、高容量タイプ以外に選択肢はないでしょう。
駆動時間
フォトストレージに関してはいずれも1Gbのメディアから数十回単位の転送を保障しています。
ミニノートPCに関しては実駆動時間で1時間~3時間程度といったところでしょう。画像を転送保存するだけで、閲覧や他の用途に使用しない限りは特に問題ないでしょう。
価格
ミニノートPCに関してはボリュームゾーンが6万円程度です。
フォトストレージに関してはメーカー、機能、保存可能容量によって違いがあります。低価格がウリのアクセスではPictStar VP6230-R/30などは保存容量30Gbとはいえ、2万円台前半から購入可能です。ハンディタイプのフォトストレージとしては最大容量の250GbタイプのPictStar VP8360-B/250 でも4万円台半ばと格安です。
高機能、大容量160Gbタイプのエプソン P-7000、飛鳥のTripper V 160GB は7万円~と高価になります。
総評
フォトストレージをタイプに分けるなら、高機能で高価なタイプ(EPSON)とその他のハンディな格安タイプに分けられます。CANON M80は操作性、バッテリーともEOSシリーズと共通に作られ、メディア、ファームウェアともキヤノン以外にほぼ対応していない為、キヤノン以外のカメラを使っている方には向かないでしょう。
エプソンP-7000 P-6000ならRAW現像までこなせることから、ある程度長期の撮影旅行でも、パソコン要らずで荷物を減らすことも可能かもしれません。その他の機種に関しては 、自宅、またはホテルに戻って、ある程度データ整理をすることを前提にしたほうが問題が少ないでしょう。
個人的に魅力を感じる製品としては、高価ですがEPSON Photo Fine Player P-7000。安価でデータを大量に保存できる、AXES PictStar VP8360-B/250です。
ミニノートPCに対するメリットは小型、軽量、即時性。
デメリットは、デジカメの新機種が出た場合、ファームウェアのアップがPCソフトより遅めになることでしょうか?対応機種については購入前に必ずチェックしておくことをおすすめします。
ミニノートPCも大きく2つのタイプに分けられます。1つはネットブックという機能に特化したもの、つまり小型軽量で安価、起動終了も比較的高速で、いつでもどこでも扱えるというメリットを前面に出した機種、ASUSTek Eee PCとDell Inspiron mini 9の2機種。いつもパソコンでネット環境を持ち歩きたいという方には非常にメリットのある機種ですが、保存容量が少ないため今回のフォトストレージとして扱うという機種としては除外して考えたほうが良いでしょう。
もう一つのタイプはノートパソコンをそのまま小型化したタイプです。
個人的には、光学ドライブを内蔵しないモデルで、持ち歩くことを主眼にし、自宅に持って帰ったときには外付けドライブやディスプレイ、マウス、キーボードなども接続して使用したほうが使用感もよく、小さなデスクトップパソコンとして使用できることも、ミニノートパソコンのメリットではないかと考えています。
今回フォトストレージとミニノートPCを比較するという記事を書いたきっかけは、私自身がどちらかのアイテムを購入したいと考えたことがきっかけでした。改めて、それぞれの特徴を比較してみると私の場合で言うとミニノートPCの方が適切ではないかという結論に達しました。
最大の理由としては、私の場合移動はほとんど車であることです。撮影場所まで車で移動し、撮影後車内で確認しながらデータを移動すれば問題無く、撮影の伴う旅行でも電車で移動することは稀で、ほとんどの場合は自動車での旅行です。単機能ながら軽量で扱いやすいフォトストレージのメリットよりも、ミニノートPCの汎用性のほうが私にはメリットが大きいようです。
それぞれの撮影スタイルや住んでいる地域によって大きく事情は変わると思いますが、参考にしていただければ幸いです。
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